なぜか村長になったマシュ
「マシュ、ほんとうに交渉してきてくれたんか」
「ところでシマとの話は、どうなった?」
その時、玄関脇からシマが顔を突き出して玄関の中を覗きこみ、シロクロを見つめました。
シロクロは玄関脇から突然にシマの顔が出てきて、驚き、身体が緊張しています。
「あのなあシロクロ、玄関での立ち話もなんやさかい、中へ入れてもろても、かまへんか?」
「それと、この袋に魚の干物を入れてきたから、山の部落のみんなに配ってあげてな」
マシュに言われたシロクロは、マシュとシマを座敷に通し、一緒に住んでいる妹で白猫のネネを呼ぶと、持ってきてくれた魚の干物を、山の部落のみんなに分け届けるように指図しました。
「ところでシマとの話は、どうなった?」
その時、玄関脇からシマが顔を突き出して玄関の中を覗きこみ、シロクロを見つめました。
シロクロは玄関脇から突然にシマの顔が出てきて、驚き、身体が緊張しています。
「あのなあシロクロ、玄関での立ち話もなんやさかい、中へ入れてもろても、かまへんか?」
「それと、この袋に魚の干物を入れてきたから、山の部落のみんなに配ってあげてな」
マシュに言われたシロクロは、マシュとシマを座敷に通し、一緒に住んでいる妹で白猫のネネを呼ぶと、持ってきてくれた魚の干物を、山の部落のみんなに分け届けるように指図しました。