なぜか村長になったマシュ
座敷に入ったシロクロとシマは向かい合って座ったまま何も喋りません。
マシュは、しばらく二匹の部落長を交互に見ていたが、やがて立ち上がると、座敷から縁側に歩いて行き、知らぬ顔をして外を眺めています。
外は青く晴れ渡り、清々しい風が吹きぬけていきます。
おもむろにマシュは座敷をふり向くと
「ええ天気やで、いつまでも、そこで黙って座り込んでたら、カビ生えてくるで」
「ちょっと、こっち来てみいや」
マシュの言葉にシロクロとシマは無言のまま縁側に出てたのです。
そしてマシュを挟んで二匹の部落長は座りました。
マシュは、しばらく二匹の部落長を交互に見ていたが、やがて立ち上がると、座敷から縁側に歩いて行き、知らぬ顔をして外を眺めています。
外は青く晴れ渡り、清々しい風が吹きぬけていきます。
おもむろにマシュは座敷をふり向くと
「ええ天気やで、いつまでも、そこで黙って座り込んでたら、カビ生えてくるで」
「ちょっと、こっち来てみいや」
マシュの言葉にシロクロとシマは無言のまま縁側に出てたのです。
そしてマシュを挟んで二匹の部落長は座りました。