暁月夜
数あるゼリーのうちから3つにまで選択肢を絞りそこからまた悩む。いっそのこと3つ全て買ってしまおうか。
新たな選択肢を考慮していると右側から感じる視線。
この場所が邪魔なのかと少し左にずれてみるものの、その視線は変わらない。
知り合いかと伺ってみると隣にたつのは金髪マッシュにサングラス、全身黒で身を固めた人物。
……こんな危ない人知り合いにいない、はず。
ゼリーうんぬんとはまた別の悩みまで生まれてしまった。
私から声をかけるべき何だろうか。表情は変わらないまま頭の中は軽いパニック。
今日は外に出るべきじゃなかったのかも。