この空の下、君と、
桜、過去①
ここは…中学の時、登下校中に通っていた道…?
ふと、前を見ると2人の中学生の男女が笑いながら歩いている。
そりゃあもう、幸せそうに。
「え…あたし?」
そう、その女の子はあたしだったのだ。
じゃあとなりは…
「ひ、ろき、…?なん、で…」
なんでひろきがいるの…?そもそもどうしてあたしがもう一人いるの…?なんで…?
考えているうちに視界がグラグラしてきて…
目を開けるとベッドの上だった。