あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに
夢杏がショックを受けている間に2時間目は終わっていた。


「夢杏さん」

「なに......?」

「どんまい☆ですよ」


ニコニコしながら玲梨が言う。

そんな玲梨を見て夢杏は



あぁ......決まってしまったのか。。
なら、もう、仕方ないね!



そう、立ち直ったのだった。


「そういえば...玲梨ちゃんは何委員会??」

「図書委員会です。」

「やっぱり~玲梨ちゃんって~そんな感じするよね~♪」


そう言って話に乱入してきた藍ちゃんで
それをやはり辛口で返すのが玲梨ちゃん。


「そう言う藍さんも体育会系ですよね。」


だよね!わかる!
それに、私なんかそれ、巻き添え食らったからね!!


「それに夢杏さん巻き添え食らってたじゃないですか。」

「だって、ゆーちゃん一緒じゃないとやだもん」


え、なにそれ、嬉しいよ?!


藍ちゃんぁぁぁああん♡♡



ぎゅぅぅううう_


「やだぁ、ゆーちゃんきもい~離れてよ~」


藍ちゃんに抱きついていました。
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