あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに

私は人気のないところに連れられ


＿＿＿ドンｯ


壁ドンされた。




ドクンｯ＿＿＿



私の心臓は跳ね上がる。
だって、ずっとずっと好きだった人にこんなことされたら...


｢なぁ、俺やっぱり夢杏のこと好きなんだ。


付き合ってください。｣



私は涙が溢れた。

だって、ずっと好きだった人に告白されるのもそうだけど。
私が見てきた悠先輩は必ず隣に私じゃない誰かが居た。
悠先輩は......幸せそうだった…


｢返事は明日の後夜祭で聞かせて｣


｢うん...｣






まさかこの時誰かに見れていたなどと知る由もない2人は夢杏と悠は二日目を迎えた。