あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに
ん?


首の後ろに何か刺さってる?
あれ、気のせいかな...?


「ねぇ、先輩ってば?」


私は先輩をトントンした

その瞬間なんかドロっとした感触を覚える。


は??!!
なにこの感触...!


私はとっさにケータイの光を当て
手の感触の原因を確認していた。



「なに...これ...!」



手が真っ赤になっているのだ。

そのケータイの光を悠にも当てる夢杏。


そこで照らされた悠は......
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