あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに
首の後ろにナイフが刺さっており
そこから血がドクドクと流れていた。


え...??
そ、そんな嘘でしょ...?


「ゆ、悠!!!
悠先輩!!!!!」


私は叫んだ。
悠先輩を思いっきり揺らしながら。
思いっきり呼んだ。


「嘘なんかじゃないよ…こいつは死んでる」


そ、その声は...
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