あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに
でも.........

そんなこと言われたって困るよ。
私の本命は...悠先輩なんだもん。



うん、みんなもお察しの通り私は昴くんをバレンタインの時に振っていた。

メモには
『昴くんの気持ちには応えられない。ごめんね。』
この一言だけ。


そしたらその結果がこれだなんて...



女々しい男ね!!!!





これで私は割り切れたと思った。
思っていた。

まさかそれが夢杏の思い込みだったことなど知る由もなく。


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