夢幻の騎士と片翼の王女
*
(さぁ、行くわよ!)
お風呂を済ませた私は、寝衣に着替え、薄くお化粧をして、アドルフ様のお部屋に向かった。
はしたないと思われるだろうか?
いや、きっとそんなことはない。
アドルフ様は、私のことを気遣って下さってるだけ。
私にそんなお色気はないとは思うけど、アドルフ様は若い男性なんだもの。
きっと、私から積極的に行ったら、拒まれるはずはない。
(うん、絶対に大丈夫!)
不安な気持ちを押さえつつ、私は扉をノックした。
「誰だ?」
「あ、亜里沙です。」
扉を開いたアドルフ様は、驚いたような顔をされていた。
「どうした?何かあったのか?」
「い、いえ…ただ…アドルフ様と少しお話がしたくて…」
「話…?そうか…」
アドルフ様は私を部屋の中へ通して下さった。
促されるまま、私とアドルフ様はテーブルをはさんで向かい合わせに座った。
本当は並んで座りたかったのだけど…
「それで、どんな話だ?
屋敷のことか?」
「えっと…そ、そうです。」
決心はして来たものの、いきなり抱いて下さいとはさすがに言えなくて、私達はしばらくお屋敷の話を交わした。
(さぁ、行くわよ!)
お風呂を済ませた私は、寝衣に着替え、薄くお化粧をして、アドルフ様のお部屋に向かった。
はしたないと思われるだろうか?
いや、きっとそんなことはない。
アドルフ様は、私のことを気遣って下さってるだけ。
私にそんなお色気はないとは思うけど、アドルフ様は若い男性なんだもの。
きっと、私から積極的に行ったら、拒まれるはずはない。
(うん、絶対に大丈夫!)
不安な気持ちを押さえつつ、私は扉をノックした。
「誰だ?」
「あ、亜里沙です。」
扉を開いたアドルフ様は、驚いたような顔をされていた。
「どうした?何かあったのか?」
「い、いえ…ただ…アドルフ様と少しお話がしたくて…」
「話…?そうか…」
アドルフ様は私を部屋の中へ通して下さった。
促されるまま、私とアドルフ様はテーブルをはさんで向かい合わせに座った。
本当は並んで座りたかったのだけど…
「それで、どんな話だ?
屋敷のことか?」
「えっと…そ、そうです。」
決心はして来たものの、いきなり抱いて下さいとはさすがに言えなくて、私達はしばらくお屋敷の話を交わした。