僕は今日もまた君のいない世界で君を待ち続ける
君という存在
始業式
始業式、それは俺の一番嫌いな行事だ。
普通なら皆でワイワイやってメアド交換して遊んで帰るとかするだろう。
だが、生憎俺はそういう事が苦手だ。
クラスを確認してドアの前まで行くと案の定いろんな人がLINEを交換していた
うわぁ、このなか入るのかよ..
そう思い、ドアを開けるのを躊躇していると後ろから声が聞こえた
「開けないの?」
そう、俺に声をかけてきたのは小柄で可愛らしい女子だった
「えっあ、いやっその..えと...」
普通に今、開けますって言えばいいのに。
しかし、コミュ症の俺にとってはレベルが高すぎる
「ふーん。じゃあ私が開ける!いこっ!」
そう俺に微笑むと俺の手を掴み一気にドアをあける。
「おっはよー!」
一気にドアに視線が集まる。
怖い。
みんなが「おはよー」と言ってるうちに腕から手を離し、注目を浴びないようこっそりと自分の席を確認しに行く
運良く窓側の席だった。
俺はそこに座ったはいいがやることも無くこのままではクラス全員にLINEを聞いてる人たちからLINEを聞かれてしまう。
なにか、声をかけられない方法を探す
ふと、姉の赤塚早希(あかつかさき)が言ってた言葉を思い出す。
「あんた、入学早々1人で本なんか読んでたら怪しまれて声かけられないからね!ほんと、そのコミュ症治すためにも明るくふるまいなさいよ!」
よし。本読もう
姉の言葉を悪用し本を読みながら近づくなアピールをする
案の定その子達は俺の前を不思議がりながらも通り過ぎて言った。
よかった。ただ..
...そう思うと同時に少し罪悪感が出る。
姉ちゃんこんな使い方しかできなくて本当ごめんな。
こんな弟でごめんな。
本当に、俺なんか死んじゃえばいいのにな。
そんなことを考えて小説に目を戻す
そういえばあの女の子の名前なんていうんだろう。
普通なら皆でワイワイやってメアド交換して遊んで帰るとかするだろう。
だが、生憎俺はそういう事が苦手だ。
クラスを確認してドアの前まで行くと案の定いろんな人がLINEを交換していた
うわぁ、このなか入るのかよ..
そう思い、ドアを開けるのを躊躇していると後ろから声が聞こえた
「開けないの?」
そう、俺に声をかけてきたのは小柄で可愛らしい女子だった
「えっあ、いやっその..えと...」
普通に今、開けますって言えばいいのに。
しかし、コミュ症の俺にとってはレベルが高すぎる
「ふーん。じゃあ私が開ける!いこっ!」
そう俺に微笑むと俺の手を掴み一気にドアをあける。
「おっはよー!」
一気にドアに視線が集まる。
怖い。
みんなが「おはよー」と言ってるうちに腕から手を離し、注目を浴びないようこっそりと自分の席を確認しに行く
運良く窓側の席だった。
俺はそこに座ったはいいがやることも無くこのままではクラス全員にLINEを聞いてる人たちからLINEを聞かれてしまう。
なにか、声をかけられない方法を探す
ふと、姉の赤塚早希(あかつかさき)が言ってた言葉を思い出す。
「あんた、入学早々1人で本なんか読んでたら怪しまれて声かけられないからね!ほんと、そのコミュ症治すためにも明るくふるまいなさいよ!」
よし。本読もう
姉の言葉を悪用し本を読みながら近づくなアピールをする
案の定その子達は俺の前を不思議がりながらも通り過ぎて言った。
よかった。ただ..
...そう思うと同時に少し罪悪感が出る。
姉ちゃんこんな使い方しかできなくて本当ごめんな。
こんな弟でごめんな。
本当に、俺なんか死んじゃえばいいのにな。
そんなことを考えて小説に目を戻す
そういえばあの女の子の名前なんていうんだろう。