愛‥とは?夫婦‥とは?
それから、たまに合うと
隣の住人の葵さんと話すようになった。
葵さん達は、イタリアから
旦那さんの仕事の都合で
帰国したようだ。
「えっ、大賀さんは、
お医者様なんですか?
ご主人は、営業されてるんですね。」
と、時々あっては話をした。
そんな週末に
「ほら、あなた
お話しした、お隣の大賀さんよ。」
と、言われて振り向いた。
紗輝斗と買い物から
帰って来た所だった。
紗輝斗が挨拶をしようとして
「えっ、佐木山?」
と、言う
その男性は
「えっ、大賀?」
と、言った。
「あら、あなた、知り合い?」
と、佐木山さんの奥さんの葵さん。
私は、声に聞き覚えがあった。
間違いない、それは大空だ。
「ほら、あなた、大賀さんの奥さんよ。
綺麗な方でしょ。
その上、お医者様なのよ。」
と、言われて
「大賀です。佐木山さん
お久しぶりですね。」
と、綾華は言った。
大空は、
「・・・りょ・・山咲さん?」
「綾華は、俺と結婚して
今は、大賀だ。
じゃ、佐木山失礼するよ。
綾華、帰ろう。」
と、手をとって
その場を去った。
私は、大空の顔を見る事もなく
紗輝斗にうん、と頷いて
「葵さん、また。」
と、言った。
紗輝斗は、部屋に入るなら
壁に私を縫い付けて
貪るように私にキスを繰り返しした。
そのまま、玄関先で
服を捲られて
スカートを下げられて
紗輝斗が、入ってきた
「‥‥ヤッ‥?さきっ‥‥と
ここはっ‥いやっ‥アン‥」
「なぜっ‥いやっ‥じゃ‥
‥‥ないっ‥‥だろ‥‥」
と、腰を激しく打ち付けて果てる。
それから、私をお風呂に
連れて行き
「ごめん、背中痛かったよな
大丈夫?」
「うん、なんとか大丈夫だよ。」
と、言って
向きを変えて紗輝斗に抱きついて
「好きよ、紗輝斗。」
と、言った。
紗輝斗は、不安なんだと思ったから
すると······紗輝斗がまた
私の中に入ってきて
私達は、二人で果てた。