明日の蒼の空
この日から一週間、菓絵さんの姿を見かけることはなかった。
菓絵さんの祖母さんの話によると、菓絵さんは、毎日、朝早く出かけて、夜遅くに帰ってくるという。どこで何をしているのか聞いても、何も悪いことはしていないから、心配しないで。としか答えないという。
いったいどこで何をしているのだろう。
どの人に聞いても、菓絵さんがどこにいるのか知らないという。
他の町にでも行っているのだろうか。
私はとても心配になり、この日の夜遅くに、みんなのふっちゃんに電話してみた。
「もしもし、こんばんは。佐藤です」
菓絵さんが電話に出てくれた。
「私は大丈夫だから、何も心配しないでね」
菓絵さんはそれ以上、何も言わず、「おやすみなさい。ぐっすり眠ってね」と言って、電話を切ってしまった。
菓絵さんの声が聞けたのは嬉しかったけど、心配せずにいられない。
菓絵さんの祖母さんの話によると、菓絵さんは、毎日、朝早く出かけて、夜遅くに帰ってくるという。どこで何をしているのか聞いても、何も悪いことはしていないから、心配しないで。としか答えないという。
いったいどこで何をしているのだろう。
どの人に聞いても、菓絵さんがどこにいるのか知らないという。
他の町にでも行っているのだろうか。
私はとても心配になり、この日の夜遅くに、みんなのふっちゃんに電話してみた。
「もしもし、こんばんは。佐藤です」
菓絵さんが電話に出てくれた。
「私は大丈夫だから、何も心配しないでね」
菓絵さんはそれ以上、何も言わず、「おやすみなさい。ぐっすり眠ってね」と言って、電話を切ってしまった。
菓絵さんの声が聞けたのは嬉しかったけど、心配せずにいられない。