明日の蒼の空
夕食の席で、夏美さんとりさに、くーちゃんのことを話したところ、二人ともすごく驚いていた。
「世の中には本当に不思議なことがあるのね」
夏美さんがビールを飲む手を止めて言った。
「あたしも、くーちゃんとお友達になりたい」
りさが嬉しそうな顔で言った。
また後日にでも、夏美さんとりさを、くーちゃんに紹介してみようと思う。
りさと一緒に星空を眺めていたとき、地上の世界の空のキャンバスに描いた七色の虹の絵を消し忘れていたことに気がついた。
「ちょっとお出かけしてくるね」
りさに声を掛けて、私は大急ぎで地上の世界に降りた。
夜空のキャンバスに二つの七色の虹が架かっている。
形は全く崩れていない。
空はみんなのもの。
自分で描いた七色の虹の絵と、くーちゃんが描いた七色の虹の絵に息を吹き掛けて消した。
地上の世界の空のキャンバスにも絵が描ける。ということがわかったし、不思議な能力を持つ天使さんのくーちゃんと出会えたおかげで、とても良いアイデアが浮かんだ。
駄目で元々。成功するかはわからないけど、やってみる価値は大いにあると思う。
「世の中には本当に不思議なことがあるのね」
夏美さんがビールを飲む手を止めて言った。
「あたしも、くーちゃんとお友達になりたい」
りさが嬉しそうな顔で言った。
また後日にでも、夏美さんとりさを、くーちゃんに紹介してみようと思う。
りさと一緒に星空を眺めていたとき、地上の世界の空のキャンバスに描いた七色の虹の絵を消し忘れていたことに気がついた。
「ちょっとお出かけしてくるね」
りさに声を掛けて、私は大急ぎで地上の世界に降りた。
夜空のキャンバスに二つの七色の虹が架かっている。
形は全く崩れていない。
空はみんなのもの。
自分で描いた七色の虹の絵と、くーちゃんが描いた七色の虹の絵に息を吹き掛けて消した。
地上の世界の空のキャンバスにも絵が描ける。ということがわかったし、不思議な能力を持つ天使さんのくーちゃんと出会えたおかげで、とても良いアイデアが浮かんだ。
駄目で元々。成功するかはわからないけど、やってみる価値は大いにあると思う。