明日の蒼の空
まだ十二時半過ぎ。ランチタイム真っ只中。今行ったら混んでいる。
びゅーてぃーさんふらわあで髪を切ってもらったことを夏美さんに報告するため、時間を潰すため、街の図書館に足を運んでみた。
「夏美さん、夏美さん」
私は夏美さんを驚かそうと思い、図書館内にあるレストランで食事中の夏美さんに後ろから声を掛けた。
どんな反応を示してくれるのか、楽しみで仕方がない。
「蒼衣ちゃんなの?」
私の方に振り向いた夏美さんが驚いたような顔をしている。急遽考えた作戦は大成功。
「はい、蒼衣です」
私は嬉しい気持ちを抑えながら答えた。
「メガネを掛けていないから、蒼衣ちゃんだとは思わなかったわよ。どこの美人かと思ったわよ。見違えるように綺麗になったわね。ショートヘアにしたんだ。蒼衣ちゃんに似合っていると思うわよ」
夏美さんからいただいた嬉しいお言葉の数々。
私はものすごく嬉しくなった。美容院に行って本当に良かったと思った。これからはもっと自分に自信を持とうと思った。もっと上を向いて歩こうと思った。もうメガネは掛けない。
びゅーてぃーさんふらわあで髪を切ってもらったことを夏美さんに報告するため、時間を潰すため、街の図書館に足を運んでみた。
「夏美さん、夏美さん」
私は夏美さんを驚かそうと思い、図書館内にあるレストランで食事中の夏美さんに後ろから声を掛けた。
どんな反応を示してくれるのか、楽しみで仕方がない。
「蒼衣ちゃんなの?」
私の方に振り向いた夏美さんが驚いたような顔をしている。急遽考えた作戦は大成功。
「はい、蒼衣です」
私は嬉しい気持ちを抑えながら答えた。
「メガネを掛けていないから、蒼衣ちゃんだとは思わなかったわよ。どこの美人かと思ったわよ。見違えるように綺麗になったわね。ショートヘアにしたんだ。蒼衣ちゃんに似合っていると思うわよ」
夏美さんからいただいた嬉しいお言葉の数々。
私はものすごく嬉しくなった。美容院に行って本当に良かったと思った。これからはもっと自分に自信を持とうと思った。もっと上を向いて歩こうと思った。もうメガネは掛けない。