明日の蒼の空
いよいよ初仕事。のんびりしている暇はない。
私は大急ぎで着替えて、カーディガンを羽織り、夏美さんがプレゼントしてくれた腕時計を身につけて、八時半に家を出た。
いつもの道を一人で歩いて街の中心街に向かい、北面を描く場所に行ってみたところ、ひばりさんが私を待っていてくれた。
通勤通学時間帯は過ぎているので、街中を歩いている人は少ない。
「十一時を過ぎてもいいからね」
微笑みながら言ってくれたひばりさんは、私にかなり気を遣ってくれている様子。
なんとか十一時までに完成させたいけど、ここは焦らず落ち着いてリラックス。
「それでは、描きます」
「うん」
ひばりさんが見守ってくれている中、私は水色の色鉛筆を握り締めて、みんなのひまわり憩い食堂の北面に、お刺身定食の絵を描き始めた。
昨夜の練習の成果があったのか、昨日より少し早く描けた気がした。
我ながら美味しそううに描けたと思う。
ランチメニューの文字は明るいオレンジ色。目立つように大きく描いてみた。
「次は、東面をお願いね」
「はい」
ひばりさんと一緒に移動して、東面と南面と西面にもお刺身定食の絵とランチメニューの文字を描き、なんとか十一時前に全ての面を完成させた。
「どうもお疲れ様。その調子で、明日からもお願いね。これは私からのプレゼントよ」
ひばりさんが私に小型のカメラをプレゼントしてくれた。
「どうもありがとうございます」
私は喜んで受け取った。
これでやる気百倍、元気百倍。私に仕事を任せてくれたひばりさんの期待に応えるため、明日からも頑張って描こうと思う。
私は大急ぎで着替えて、カーディガンを羽織り、夏美さんがプレゼントしてくれた腕時計を身につけて、八時半に家を出た。
いつもの道を一人で歩いて街の中心街に向かい、北面を描く場所に行ってみたところ、ひばりさんが私を待っていてくれた。
通勤通学時間帯は過ぎているので、街中を歩いている人は少ない。
「十一時を過ぎてもいいからね」
微笑みながら言ってくれたひばりさんは、私にかなり気を遣ってくれている様子。
なんとか十一時までに完成させたいけど、ここは焦らず落ち着いてリラックス。
「それでは、描きます」
「うん」
ひばりさんが見守ってくれている中、私は水色の色鉛筆を握り締めて、みんなのひまわり憩い食堂の北面に、お刺身定食の絵を描き始めた。
昨夜の練習の成果があったのか、昨日より少し早く描けた気がした。
我ながら美味しそううに描けたと思う。
ランチメニューの文字は明るいオレンジ色。目立つように大きく描いてみた。
「次は、東面をお願いね」
「はい」
ひばりさんと一緒に移動して、東面と南面と西面にもお刺身定食の絵とランチメニューの文字を描き、なんとか十一時前に全ての面を完成させた。
「どうもお疲れ様。その調子で、明日からもお願いね。これは私からのプレゼントよ」
ひばりさんが私に小型のカメラをプレゼントしてくれた。
「どうもありがとうございます」
私は喜んで受け取った。
これでやる気百倍、元気百倍。私に仕事を任せてくれたひばりさんの期待に応えるため、明日からも頑張って描こうと思う。