運命を知らない占い師
希望の未来
もう一度
「なあ優介。次の集会にも一人で出席だろ?」
次の日、学校に着くと将太にそう言われた。
「え?うん。そうだと思うけど」
はっきりとした事は言われていないものの、恐らくそうなるのだと思う。
「あの占い師、次の集会にもいるらしいから、また占ってもらうおぜ」
優介はかっとした。
「嫌に決まってるだろう!占いなんてしたから僕は昨日から憂鬱で仕方ないんだ!いつ死ぬか分からない!数分後に僕はこの世界にいないかもしれない!それが君に分かるのかよ!」