運命を知らない占い師
「おう。ほら、あそこの一室。あそこに占い師がいるって聞いたんだ。行ってみようぜ」
「え~僕は遠慮しておくよ。占って欲しい事なんて何も無いし」
「そう言うなって。結婚相手なんてどうだ?気にならないか?」
「特には気にならないな。父さんが決めた相手と結婚するって事は決定事項だし」
「お前は連れないやつだな~。いいから来い!」
「わわわっ?!」
優介は強引に将太に占い師の元へ連れて行かれてしまった。