近くて遠い・・・
「莉那、お前は俺のものだろ?」
・・・智哉の顔が恐かった。
初めて見せる表情だった。
「ごめんなさい。さようなら・・・」
私は逃げようとしたけれど、あっさり腕をつかまれた。
「いい加減にしろよ!!」
「ぃや・・・!!離してっ!」
強引に引き寄せられて無理矢理のキス。
「んっ・・・離し、てっ!」
私は必死に抵抗したけど智哉には敵わない。
智哉のすることはエスカレートしていき私は強引に服を脱がされた。
そして、あっさり犯されてしまった。
多分、避妊具は付けてなかっただろう・・・
本当に愛した人としたかった。
「次別れ話を持ちかけたら、どうなっても知らないぞ」
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