近くて遠い・・・
ガチャ
私はドアを開けた。
久しぶりに佑斗と向き合っている。
「私、佑斗に言わなきゃいけないことがあるの。」
「俺も言いたいことがあって来たんだ。」
私と佑斗は公園に場所を移した。
「俺、莉那のこと好きだから。ガキの頃からずっと好きだったからな。莉那がたとえ智哉のことが好きでも俺は好きだよ。」
佑斗が真剣な顔で言ってくれた。
すごく嬉しかった。
< 32 / 36 >

この作品をシェア

pagetop