マジカル・リリック~魔法学園の危機!?~
「どうするんです?」


学園長は彼女の意図が読めないようで、若干困惑している。


「どうするの!」


えぇ!また俺!?


『えと、裏社会?』

「そう!殺しでもしない限り生きていくのは不可能だわ!そして!」


彼女はこれまたビシッと、今度は学園長に指を向けた。


「そんな危険な生徒を世の中に出したらどうなると思う!」

「どうなるんです?」

「どうなるの!」


そこで何で俺!?


『学園長の名誉は確実に下がりますね。』

「それに危ない依頼を受けて学園に来るかもしれない。そうしたらこの学園はもっと大変になるわよ!ねぇ!」

『可能性がないとは言い切れないです・・・。』


若干引き気味に答える。


「ほら!どうするの!」

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