マジカル・リリック~魔法学園の危機!?~
本気か・・・。


『わかりました。じゃあちょっと待っててください。』


周りの奴ら(隣の煩い奴含む)が頭に?マークをとばす。
それを横目で見ながらまず眼鏡をはずした。
前髪で相変わらず顔は見えてないだろうけど。

次に右耳につけているピアスを外す。


「おいおい。装飾品なんか外して何してんのオタク?」


またまたリーダー以外の奴が口をはさむ。

装飾品っていうのは魔力の増加を促したりするアクセサリーなんかだ
けど今俺が外しているのは増加のアクセじゃない。

”減少”のアクセだ。

そいつの言葉には答えず、次々に外していく。

左耳のピアス、ネックレス、右腕のブレスレット、左腕のブレスレット、右手の指輪、左手の指輪、右足のアンクレット、左足のアンクレット・・・・・・。
他にもネクタイピンやらハンカチに包んでいた鉄の塊などを地面に落としていく。

全て外し終わった時にはアクセサリーの山が出来、俺はかなり身軽になっていた。


「あんた・・・。身長伸びたわね。」

『あ?』


隣に居る煩い奴を見ると頭が俺の肩ほどまでしかなかった。


『よっしゃ!』


なんとなくガッツポーズ!




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