独り占めしてもいいですか…?【完】
私の話を三春くんは真剣に聞いてくれた。
うん、うんと頷きながらちゃんと聞いてくれたのだ。
真剣に聞いてくれているのだと思うと、私としてもとても話しやすかった。
「ということが、ありまして…」
三春くんがいてくれてよかった。
話をしたら先ほどよりか心が軽くなった気がした。
「そっか。美生ちゃん、よく頑張ったね」
そう言って三春くんは私の頭を優しく撫でた。
「…み、三春くんっ」
あまりにも自然な動作すぎて、反応が遅れてしまった。
そして遅れてやってくるように、頬もほんのりと赤く染まる。
頭撫でる動作さえ自然って…三春くん、恐るべし。
うん、うんと頷きながらちゃんと聞いてくれたのだ。
真剣に聞いてくれているのだと思うと、私としてもとても話しやすかった。
「ということが、ありまして…」
三春くんがいてくれてよかった。
話をしたら先ほどよりか心が軽くなった気がした。
「そっか。美生ちゃん、よく頑張ったね」
そう言って三春くんは私の頭を優しく撫でた。
「…み、三春くんっ」
あまりにも自然な動作すぎて、反応が遅れてしまった。
そして遅れてやってくるように、頬もほんのりと赤く染まる。
頭撫でる動作さえ自然って…三春くん、恐るべし。