独り占めしてもいいですか…?【完】
千景が私たちと一緒にお昼を食べることはよくあることだ。
私たちが小学生の頃から友達だってことをみんな知っているため、いちいち突っ込まれることはなかった。
「そういえば、星は?」
「それが星のやつ、さっきまで俺と一緒にいたのに、気づいたら消えてて…」
「あいつ…またどっかフラフラしてるでしょ」
星というのは、黒井星-KUROI SEI-くんのことだ。
星くんも小学生の頃からの友達で、私たちはよく4人で遊んでいた。
「ちっかげ~!ここにいたのかよ~」
「あっ…星!どこ行ってたんだよ。お前のせいで大変だったんだからな」
満面の笑みを浮かべた星くんがどこからともなく私たちのもとへと現れた。
「いや~ちょっとね。って、春那と美生ちゃんもいるじゃんっ」
「星…あんたのそのハイテンションっぷり何とかして」
「まあまあ、そんな怒んないでよ」
相変わらずはるちゃんと星くんの絡みは面白いなぁ。
私からみたら、星くんとはるちゃんすっごくお似合いだよ。
「じゃあ俺、自分のクラス戻るわ!まったね~」
「またね、星くん」
星くんは手をひらひら~と振ると、再び教室を出て行ったのだった。
「あいつ…何がしたいんだよ」
隣で千景は大きなため息をついていた。
「星くんっていつもテンション高いよね」
私たちが小学生の頃から友達だってことをみんな知っているため、いちいち突っ込まれることはなかった。
「そういえば、星は?」
「それが星のやつ、さっきまで俺と一緒にいたのに、気づいたら消えてて…」
「あいつ…またどっかフラフラしてるでしょ」
星というのは、黒井星-KUROI SEI-くんのことだ。
星くんも小学生の頃からの友達で、私たちはよく4人で遊んでいた。
「ちっかげ~!ここにいたのかよ~」
「あっ…星!どこ行ってたんだよ。お前のせいで大変だったんだからな」
満面の笑みを浮かべた星くんがどこからともなく私たちのもとへと現れた。
「いや~ちょっとね。って、春那と美生ちゃんもいるじゃんっ」
「星…あんたのそのハイテンションっぷり何とかして」
「まあまあ、そんな怒んないでよ」
相変わらずはるちゃんと星くんの絡みは面白いなぁ。
私からみたら、星くんとはるちゃんすっごくお似合いだよ。
「じゃあ俺、自分のクラス戻るわ!まったね~」
「またね、星くん」
星くんは手をひらひら~と振ると、再び教室を出て行ったのだった。
「あいつ…何がしたいんだよ」
隣で千景は大きなため息をついていた。
「星くんっていつもテンション高いよね」