独り占めしてもいいですか…?【完】
「やった!はるちゃんが1位だ!」
嬉しくてつい声をあげて喜んでしまった。
でも、よかった。
本当によかった。
はるちゃんは嬉しそうな笑顔を浮かべ、チームの子と抱き合っているのが見えた。
後でちゃんと、おめでとうって言わないとね!
女子のリレーで盛り上がりをみせていると、続いて男子のリレー選手が位置に並び始めていた。
「きゃ~!千景く~ん!」
「千景くんー!頑張れー!」
千景が位置についた途端、女の子たちの歓声が広がったのだった。
他のクラスの女の子たちでさえ、千景のことを応援していた。
やっぱ人気者なんだなぁ千景は。
それに、笑顔で女の子たちに手振ってるし…
少し嫉妬をしながらも、私は静かにその光景を見ていた。
嬉しくてつい声をあげて喜んでしまった。
でも、よかった。
本当によかった。
はるちゃんは嬉しそうな笑顔を浮かべ、チームの子と抱き合っているのが見えた。
後でちゃんと、おめでとうって言わないとね!
女子のリレーで盛り上がりをみせていると、続いて男子のリレー選手が位置に並び始めていた。
「きゃ~!千景く~ん!」
「千景くんー!頑張れー!」
千景が位置についた途端、女の子たちの歓声が広がったのだった。
他のクラスの女の子たちでさえ、千景のことを応援していた。
やっぱ人気者なんだなぁ千景は。
それに、笑顔で女の子たちに手振ってるし…
少し嫉妬をしながらも、私は静かにその光景を見ていた。