笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
ブサイク顔の秋田犬がいるため、レストランには入れない。
みんなで歩いてコンビニに買い出しに行って、南州神社の裏手にある飯山森公園の一角にテントを張った。
あたしとまなちゃんとでレジャーシートを広げて、みんなで輪になって座った。
今夜の晩ご飯は、コンビニ弁当とおにぎりとサンドウィッチ。
ブサイク顔の秋田犬は、焼き鳥の缶詰とドッグフード。
「このお弁当、実に美味しいのう」
はにかんだ笑顔でコンビニ弁当を食べているステテコ姿のおじいちゃんは、かなりの年寄りだし、ちょっとボケているし、ブサイク顔の秋田犬がいるので、あたしとまなちゃんのことは襲わないと思う。
「どうもご馳走さんじゃった」
両手を合わせてご馳走様の挨拶をしたステテコ姿のおじいちゃんは、コンビニ弁当を二つとおにぎりを五つとサンドウィッチを二つも平らげた。
よく食うじいさんだ。とあたしは思った。
「おじいさんは、いつも何時頃に寝ているんですか?」
まなちゃんがステテコ姿のおじいちゃんに尋ねた。
「いつもだいだい九時頃に寝ておるよ」
自分の家の場所も自分の名前も忘れてしまっているステテコ姿のおじいちゃんだけど、寝る時間は覚えているよう。
みんなで歩いてコンビニに買い出しに行って、南州神社の裏手にある飯山森公園の一角にテントを張った。
あたしとまなちゃんとでレジャーシートを広げて、みんなで輪になって座った。
今夜の晩ご飯は、コンビニ弁当とおにぎりとサンドウィッチ。
ブサイク顔の秋田犬は、焼き鳥の缶詰とドッグフード。
「このお弁当、実に美味しいのう」
はにかんだ笑顔でコンビニ弁当を食べているステテコ姿のおじいちゃんは、かなりの年寄りだし、ちょっとボケているし、ブサイク顔の秋田犬がいるので、あたしとまなちゃんのことは襲わないと思う。
「どうもご馳走さんじゃった」
両手を合わせてご馳走様の挨拶をしたステテコ姿のおじいちゃんは、コンビニ弁当を二つとおにぎりを五つとサンドウィッチを二つも平らげた。
よく食うじいさんだ。とあたしは思った。
「おじいさんは、いつも何時頃に寝ているんですか?」
まなちゃんがステテコ姿のおじいちゃんに尋ねた。
「いつもだいだい九時頃に寝ておるよ」
自分の家の場所も自分の名前も忘れてしまっているステテコ姿のおじいちゃんだけど、寝る時間は覚えているよう。