笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
「この家が、わしの家じゃよ」
南州神社から歩いて五分くらいのところで、田吾作おじいちゃんとぽちすけちゃんが立ち止まった。
庭の広い一軒家。本当に田吾作おじいちゃんの家なのかと、石の塀に埋め込まれている表札を見たら、鈴木と書かれてあった。
どうやら本当に田吾作おじいちゃん家のよう。
南州神社のすぐ近くじゃねーかよ! 昨日の夜にこの家の前を通っただろ! もっと早く思い出してくれよ! あたしとまなちゃんの苦労は何だったんだよ! などと言ってはいけない。田吾作おじいちゃんとぽちすけちゃんは、無事に我が家に帰れたのだ。めでたし、めでたし、めでたし。
南州神社から歩いて五分くらいのところで、田吾作おじいちゃんとぽちすけちゃんが立ち止まった。
庭の広い一軒家。本当に田吾作おじいちゃんの家なのかと、石の塀に埋め込まれている表札を見たら、鈴木と書かれてあった。
どうやら本当に田吾作おじいちゃん家のよう。
南州神社のすぐ近くじゃねーかよ! 昨日の夜にこの家の前を通っただろ! もっと早く思い出してくれよ! あたしとまなちゃんの苦労は何だったんだよ! などと言ってはいけない。田吾作おじいちゃんとぽちすけちゃんは、無事に我が家に帰れたのだ。めでたし、めでたし、めでたし。