笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
「まなさんとさきさんも旅人なんですね」
「はい。私とさきさんは、歩いて北海道の宗谷岬を目指しているんです」
「歩いてですか。すごいですね。僕もご一緒させてもらっていいですか?」
「いいですよ。三人で一緒に旅をしましょう」
まなちゃんは即答で返事をした。宇宙の話がたくさん聞けるからだと思う。
小早川くんの休みは明後日までで、明日の夜にピポピポ星に帰るという。
ひょんなことから、ピポピポ星人の小早川くんと一緒に旅をすることになった。
旅は予期せぬことが起きるし、思いがけない出会いがあるから、本当に面白い。
「小早川くんは、流しソーメンの他に、何かやってみたいことはあるの?」
「日本の夏の風物詩を、もっと満喫したいです」
「じゃあさ、スイカ割りでもしてみる?」
「はい! スイカ割りをしましょう!」
やることが決まり、大急ぎで流しソーメンの台を片付けた。
お世話になっているおじさんにお礼を言って、みんなで歩いてスーパーに向かった。
小早川くんは日本製のデジカメで画像を撮りながら歩いていて、あたしとまなちゃんの画像も撮ってくれた。
地球より遥かに文明が発展している星に住んでいるのに、日本製のデジカメを持っている小早川くん。君は本当にピポピポ星人なのか。とツッコミたくなってくる。
「はい。私とさきさんは、歩いて北海道の宗谷岬を目指しているんです」
「歩いてですか。すごいですね。僕もご一緒させてもらっていいですか?」
「いいですよ。三人で一緒に旅をしましょう」
まなちゃんは即答で返事をした。宇宙の話がたくさん聞けるからだと思う。
小早川くんの休みは明後日までで、明日の夜にピポピポ星に帰るという。
ひょんなことから、ピポピポ星人の小早川くんと一緒に旅をすることになった。
旅は予期せぬことが起きるし、思いがけない出会いがあるから、本当に面白い。
「小早川くんは、流しソーメンの他に、何かやってみたいことはあるの?」
「日本の夏の風物詩を、もっと満喫したいです」
「じゃあさ、スイカ割りでもしてみる?」
「はい! スイカ割りをしましょう!」
やることが決まり、大急ぎで流しソーメンの台を片付けた。
お世話になっているおじさんにお礼を言って、みんなで歩いてスーパーに向かった。
小早川くんは日本製のデジカメで画像を撮りながら歩いていて、あたしとまなちゃんの画像も撮ってくれた。
地球より遥かに文明が発展している星に住んでいるのに、日本製のデジカメを持っている小早川くん。君は本当にピポピポ星人なのか。とツッコミたくなってくる。