笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
「次は、パルコに行きましょう」
「うん。服も揃えないとね」
あたしとまなちゃんはアウトドアショップから出て、池袋パルコに入った。
どのお店にも夏物の服がずらりと並べられている。あたしも新しい服が欲しい。
「この服なんかどうですか?」
「いいと思うよ」
お金持ちのまなちゃんは、服と水着と下着と靴下とタオルをまとめて購入し、貧乏人のあたしは、Tシャツとキャミソールを一枚ずつ買った。
「トイレで着替えてきますね」
「うん。あたしはここで待ってるね」
まなちゃんがトイレで着替えている間に、あたしはアコギの手入れをした。
地方に行っても、路上ライブで出来るだけ稼がなければならない。
「じゃじゃーん! 私の服装はどうですか?」
明るい笑顔でトイレから出てきたまなちゃんの服装は、上が黄色のTシャツ(ちょっとおへそが出ている)。下がデニムのショートパンツ(ちょっとローライズ気味)。昨日の地味な服装とは打って変わって、ちょっとセクシー風。たぶん、あたしの服装を真似たのだと思う。
「まなちゃんによく似合ってると思うよ」
「えへへ。さきさんに褒められて嬉しいです。歯ブラシなどの日用品は、百円ショップ買いますね」
あたしとまなちゃんはパルコから出て、池袋駅近くの百円ショップに入った。
まなちゃんは歯ブラシなどの日用品をまとめて購入し、あたしはバンダナを一枚買った。
「うん。服も揃えないとね」
あたしとまなちゃんはアウトドアショップから出て、池袋パルコに入った。
どのお店にも夏物の服がずらりと並べられている。あたしも新しい服が欲しい。
「この服なんかどうですか?」
「いいと思うよ」
お金持ちのまなちゃんは、服と水着と下着と靴下とタオルをまとめて購入し、貧乏人のあたしは、Tシャツとキャミソールを一枚ずつ買った。
「トイレで着替えてきますね」
「うん。あたしはここで待ってるね」
まなちゃんがトイレで着替えている間に、あたしはアコギの手入れをした。
地方に行っても、路上ライブで出来るだけ稼がなければならない。
「じゃじゃーん! 私の服装はどうですか?」
明るい笑顔でトイレから出てきたまなちゃんの服装は、上が黄色のTシャツ(ちょっとおへそが出ている)。下がデニムのショートパンツ(ちょっとローライズ気味)。昨日の地味な服装とは打って変わって、ちょっとセクシー風。たぶん、あたしの服装を真似たのだと思う。
「まなちゃんによく似合ってると思うよ」
「えへへ。さきさんに褒められて嬉しいです。歯ブラシなどの日用品は、百円ショップ買いますね」
あたしとまなちゃんはパルコから出て、池袋駅近くの百円ショップに入った。
まなちゃんは歯ブラシなどの日用品をまとめて購入し、あたしはバンダナを一枚買った。