笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
しとしとと降り続いていた雨は夕方になって上がった。
雨上がりの美しい夕焼け空を見上げながら歩き続けて、夜になってから、ようやく熊谷駅に着いた。
「ふう。どっこらしょっと」
歩いてみたら、意外に距離があって、あたしは今日も疲れてしまい、地べたに座り込んでしまった。
体力に自信があるとはいえ、毎日長い距離を歩いていると、さすがに疲れが溜まってくる。
「さきさん、大丈夫ですか?」
地べたに座り込んでいるあたしに優しく声を掛けてくれたまなちゃんは、今日も座らずに立ったまま。
日本海への旅はまだまだ始まったばかり。おもいっきり歌って元気を出さなければならない。
雨上がりの美しい夕焼け空を見上げながら歩き続けて、夜になってから、ようやく熊谷駅に着いた。
「ふう。どっこらしょっと」
歩いてみたら、意外に距離があって、あたしは今日も疲れてしまい、地べたに座り込んでしまった。
体力に自信があるとはいえ、毎日長い距離を歩いていると、さすがに疲れが溜まってくる。
「さきさん、大丈夫ですか?」
地べたに座り込んでいるあたしに優しく声を掛けてくれたまなちゃんは、今日も座らずに立ったまま。
日本海への旅はまだまだ始まったばかり。おもいっきり歌って元気を出さなければならない。