笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
道路脇に立って、走ってくる車に向かって手を振り続けていたところ、ようやく一台のワゴン車が止まってくれた。
助手席と運転席に若いお兄さんが座っている。二人とも、ちょっとイケメン。あたしはここぞとばかりにワゴンに駆け寄った。
「こんにちは」
助手席に座っているポロシャツ姿のお兄さんが窓を開けて挨拶してくれた。
「こんにちは。止まっていただいて、どうもありがとうございます。日本海に行きたいんですが、この道を進んで行けば、行けますか?」
助手席に座っているポロシャツ姿のお兄さんに聞いてみた。
「行けると思いますよ」
ポロシャツ姿のお兄さんは笑顔で答えてくれた。
「そうですか。どうもありがとうございました」
「二人とも、若くて美人だね。よかったら、車に乗っていかない?」
運転手のTシャツ姿のお兄さんが笑顔で誘ってくれた。二人ともということは、あたしも含まれているということなので、なんだかすごく嬉しかった。
旅のルール、その一。ヒッチハイクもしない。
イケメン二人組のワゴン車に乗ってしまったら、旅は終わってしまう。せっかくのご好意だけど、お断りしなければならない。
助手席と運転席に若いお兄さんが座っている。二人とも、ちょっとイケメン。あたしはここぞとばかりにワゴンに駆け寄った。
「こんにちは」
助手席に座っているポロシャツ姿のお兄さんが窓を開けて挨拶してくれた。
「こんにちは。止まっていただいて、どうもありがとうございます。日本海に行きたいんですが、この道を進んで行けば、行けますか?」
助手席に座っているポロシャツ姿のお兄さんに聞いてみた。
「行けると思いますよ」
ポロシャツ姿のお兄さんは笑顔で答えてくれた。
「そうですか。どうもありがとうございました」
「二人とも、若くて美人だね。よかったら、車に乗っていかない?」
運転手のTシャツ姿のお兄さんが笑顔で誘ってくれた。二人ともということは、あたしも含まれているということなので、なんだかすごく嬉しかった。
旅のルール、その一。ヒッチハイクもしない。
イケメン二人組のワゴン車に乗ってしまったら、旅は終わってしまう。せっかくのご好意だけど、お断りしなければならない。