笑顔と猫とどんぶらこ~フーテンさきの歌紀行~
「びんびんに勃ってるじゃん。口の中じゃなくて、顔にかけたいの? それなら、おっぱいでしごきながら口でしてあげようか?」
「………………」
 無言になってしまった水樹くんは、あたしから視線を逸らし、もじもじと恥ずかしそうにしながら下を向いてしまった。かーわいい!

「服を脱いで裸になるから、ちょっと待っててね」
 あたしは後ろを向いて、キャミソールをたくし上げた。興奮しているのだろうか。水樹くんの荒い鼻息が聞こえてくる。
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