クリスタルハート
「本当にごめん。洗って返すから。」

「全然気にしてないから!大丈夫だって!」

と笑顔で肩をポンッと叩かれた。

「次移動だ。榊さん、一緒に…。」
「行かないから。」

一ノ瀬は「いいじゃんかよ…。」とか文句を言いながら行った。

私も急いで教室を出ようとした。
ドンッ
「痛っ…。」

「あぁ。ごめん、ごめん。」
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