クリスタルハート
「――ごめん。」
「へっ?」
先を歩く彼の背中は泣いていた。
「榊さんを早く助けたかったけど、どうすればいいか分からなくて…。」
そんなこと考えてたんだ…。
「ありがと…さっき助けてくれた。嬉しかったよ。」
そう言って、やんわり微笑んだ。
「へっ?」
先を歩く彼の背中は泣いていた。
「榊さんを早く助けたかったけど、どうすればいいか分からなくて…。」
そんなこと考えてたんだ…。
「ありがと…さっき助けてくれた。嬉しかったよ。」
そう言って、やんわり微笑んだ。