ShortShortStorys
後始末をして、ベッドに横たわる。
「玲音って………」
「んー?」
「………………………彼女出来た?」
「……普通、今聞く?(笑)」
笑いながら沢山のキスを降らせる
お前はセフレなんだから詮索するなって事?
「俺さぁ、紫乃(シノ)に恋愛相談してたとき、かなり一途だって言った気がするんだけど」
「うん…」
「紫乃は、俺が遊びで紫乃の事抱いてると思ってる?」
「違うの?」
「遊びだったら一回ヤって終わるよ」
……って事は玲音も私と同じ気持ちって事?!
「紫乃、絶対俺の事、遊びだと思ってるだろうから、俺の気持ちに気付いたら告ろうかと思ってたんだけど……俺って、そんなに適当な男に見える?」
困ったような笑顔で、私の頭を撫でながら言う。
私は頭がパニックで頭が真っ白だった。
「………玲音?…あたしで良いの?」
「最良物件じゃないの?」