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私が最良物件?私より可愛い子は山程居るよ

玲音は最良物件だけど…


「………」


「紫乃は俺が彼氏じゃ嫌ですか?」


優しい問い掛けに首を横に振る


「玲音は?玲音は私が彼女で良い「はい、愚問!」


言葉を遮られ唇が重なる


次第に深くなっていくキス

いつもより少し乱暴な…心まで食べられちゃいそうなキス


「玲音…すき」


「残念!俺は紫乃のこと愛してる……もぅ、恥ずかしいから2度と言わないけど(笑)」


「えぇ?もう言ってくれないの?」


「言わない分、態度で示してくよ」


何度もキスを重ね…心を重ねる

玲音なら私の全てを受け止めてくれる
私も玲音の全てを受け止めたい



初めはバイト仲間だったけど…お互い本音で話せるようになって恋愛相談して…多分、この頃からお互いの考え方や行動に惹かれる部分があったのかもしれない


「俺、一途だって言っただろ?紫乃のこと離してやらねぇから」


再び玲音から与えられる刺激に身を預けた

………fin………
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