うしろのあいつ
「んー?なんか言った?」
「ぅえぁ!?な、なんにも!?」
びっくりした
念力使えちゃったと思ったよ
「ははっ、なんだその返事」
馬鹿っぽかったぞとか笑われながら、ノートは持ち主である私のもとへ帰ってきた。
「サンキューなー。ほれ、報酬」
いつも飲んでるジュースを、コウキは私の頭の上に乗せる。
「それ好きなんだろ?毎日飲んでるし」
「え!ありがと!超好きなんだよねこれ!」
ジュースとかに対してなら素直に好きとか言えるんだけどね
当たり前だけど