365日の手紙〜あなたに綴ったラブレター〜
prologue


事務所に来て、

「土田にいいますかー?」

「とだくん、あすかのお出ましだよー」


「はい、今日もお手紙です」



「ん、……」



『お邪魔しました…』




「今日も飽きないね、あすかは」

「だなー、でも、毎日何書いてんの?」

「それ思うわー、とだくん、みーせーて。」




「やだね、」



「けち、」

「なになにー、とだくん、はじめは呆れてたくせに、」

「ですよね、〜、
でも、今では、」

「とだくん、、にやけすぎ!」




「にやけてないし、!」




「あすかは気づいてないのかな?」

「だなー、それは思うな」

「手紙あげて満足してる」

「あすかは意外に鈍感だからね〜
とだくん、がんば。」






「わかってるよ、
はぁー、

俺のもんなんだからとんなよ、。」






「誰が取るかよ」

「そうそう、」

「てか、何向きになってんの」

「ほんとー、気づいた途端にこーだもん。」

「気づくのが遅すぎなんだよ、」






「「「「俺らが取っちゃうよ」」」」





「ば、ばか、絶対させないから」
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