青い花びらが落ちて




峪 「はい、みんな。体育祭お疲れさま!」

教卓の前に
勝手に立って教師気取りをしてる峪。

みんな 「おつー。」

「お疲れさまー!」

「暑かったー。死ぬかと思ったわ(笑)」

峪 「ほんでや。今日、2位になって打ち上げに行こうと思ってる。行ける人っ!」

はい!っと手がビシっとあげ始める。

小林 「私、無理かも。お金持ってない。」

峪 「オカンから貰えよっ(笑)」

小林 「私のお母さんと話してみぃ。分かるから。」

みんなはそれを聞いて爆笑する。

『確かに小林っち、礼儀あるっていうかマナー分かってるところめっちゃある。それってお母さんのおかげなんかも...。』

いつき 「ほんまに、無理な人はしゃぁないやろ。(笑)」

小林 「ありがと。いちゃこ。」

いつき 「ええってことよ。」



そして、何人か行けない人が出てきて、
42人中大半がが打ち上げに行けるようになった。


友里 「いつ、いつ!どんな服でいく?」

いつき 「(笑)決めてないまだ。(笑)」

なつみ 「やんな。やばい。」

私達3人は席が隣と前同士だからすぐに話せる。

この席が1番気に入ってる。




林先生 「はい、みんなお疲れさま!見事、2位になりましたね(笑)色々バタバタしたけど、どーでしたか。」

みんな 「楽しかったでーーす!」
ハキハキとした言葉が2-2の空間をより盛り上げていく。

林先生 「じゃぁ、このクラスで記念撮影してから解散ってことでええか。」

みんな 「はーーい!!!」

机を一旦後ろにみんなで下げていろんなメッセージが書かれている黒板が後ろになるようにみんなで写真集を撮った。

なつみ、いつき、友里、という順番で前から二列目で中腰になってピースをして写真を撮った。




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