恋した相手は?!
「あの、雷っ……こわくて、さ……。その、隣行っても……だめ?」


そう言うと陸翔はこっちを向いて目を見開いてた。

「……は?」


やっぱり、迷惑だった、かなあ……


隣に人がいた方が安心するんだもん。


「いや、あの、雷!鳴ってる間だけでいいから……その……」


涙目になってる私を見て、フッと笑いながらこっちを見てる。


「なんだそれ。可愛い」
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