そのイケメン、オタクですから!
……言い逃げなんてずるい。
残された私は立ち尽くすだけ。
及川先輩が私を好き……本当に?
信じられない。
何度も何度も右手の中の包みを確認した。
今開く勇気はない。
私の為に、こんなに可愛い包装のプレゼントを準備したんだ。
どうしよう。
頭がこんがらがって上手く考えられない。
「七瀬が……好きだって言った……」
ちょっと上擦った先輩の声が頭の中で何度も繰り返される。
複雑な気持ちが入り混じる中で、一番大きな思いは戸惑いだった。
嬉しいと思う気持ちも混じっていることに自分で驚く。
答えなんてもちろん出せないまま、私はただ立ち尽くしていた。
残された私は立ち尽くすだけ。
及川先輩が私を好き……本当に?
信じられない。
何度も何度も右手の中の包みを確認した。
今開く勇気はない。
私の為に、こんなに可愛い包装のプレゼントを準備したんだ。
どうしよう。
頭がこんがらがって上手く考えられない。
「七瀬が……好きだって言った……」
ちょっと上擦った先輩の声が頭の中で何度も繰り返される。
複雑な気持ちが入り混じる中で、一番大きな思いは戸惑いだった。
嬉しいと思う気持ちも混じっていることに自分で驚く。
答えなんてもちろん出せないまま、私はただ立ち尽くしていた。