人間刈り
「じゃあ、サヨナラね。せいぜい、頑張るのよ。」

―待って!

「では。」

―あぁっ!

「サヨウナラ!」

美雀にむけて、祈る。
冥福を。

―いっ!

そして、美雀は消えた。
この世から。
幽霊になってさ迷っていた美雀は。
あの世に逝った。
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