人間刈り
『まさか、貴女が死ぬとはね。』

後ろから声がした。

ハットした。

この声は……………

『あんた…………』

『お久しぶりです。』

私が夢の中で会った人。
私が人間刈りを始めたきっかけ。

『ねぇ、私さ、死遭わせになったんだけど。』

死遭わせ。
決して、幸せじゃない。

『ねぇ、もう一度還りたい。』
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