ブスも歩けばイケメンに当たる⁉
…1ヶ月一緒に居て、こんなに柔らかな優しい笑みを浮かべた榊さんの顔を見たのは初めてだった。
いつも、どこか意地悪な笑みで…
「…何で、そんな笑顔見せるんですか?…勘違いします…ホントに私のこと好きなんじゃないかって」
そう言って、榊さんから顔をそらしたが、榊さんに両手で顔を挟まれると、目を合わせられた。
「…お前はホント、分かってない。本気で桜子が好きだし、こうやって、追いかけて捕まえたいと思ったのは、桜子が初めてだよ」
アーダメだ。嬉しすぎて、涙が出る。
榊さんは、フッと笑って涙を拭う。
「…泣き虫」
「…どうせ」
「…俺のこと好きだろ?」
「…ドSなところが嫌いです」
「…意地っ張りだな」
「…それが私の取り柄です」
「…じゃあ俺も桜子嫌い」
「…やだ!そんなこと言わないでください…こんなに榊さんの事好きなのにー」
「…ハハ、やっと認めた」
「…ぁ」
またしてやられた。
バツが悪くて目をそらそうとすると、メガネを取られた。
「…これでなんにも見えないだろ」
「…榊さ…」
…。
キスされた。
極上に甘い蕩けるようなキス…
離れた唇、目を開けると、コツンと榊さんのおでこが私のおでこに当てられた。
「…覚悟しろよ?俺は好きな女は容赦なく溺愛するから」
いつも、どこか意地悪な笑みで…
「…何で、そんな笑顔見せるんですか?…勘違いします…ホントに私のこと好きなんじゃないかって」
そう言って、榊さんから顔をそらしたが、榊さんに両手で顔を挟まれると、目を合わせられた。
「…お前はホント、分かってない。本気で桜子が好きだし、こうやって、追いかけて捕まえたいと思ったのは、桜子が初めてだよ」
アーダメだ。嬉しすぎて、涙が出る。
榊さんは、フッと笑って涙を拭う。
「…泣き虫」
「…どうせ」
「…俺のこと好きだろ?」
「…ドSなところが嫌いです」
「…意地っ張りだな」
「…それが私の取り柄です」
「…じゃあ俺も桜子嫌い」
「…やだ!そんなこと言わないでください…こんなに榊さんの事好きなのにー」
「…ハハ、やっと認めた」
「…ぁ」
またしてやられた。
バツが悪くて目をそらそうとすると、メガネを取られた。
「…これでなんにも見えないだろ」
「…榊さ…」
…。
キスされた。
極上に甘い蕩けるようなキス…
離れた唇、目を開けると、コツンと榊さんのおでこが私のおでこに当てられた。
「…覚悟しろよ?俺は好きな女は容赦なく溺愛するから」