年上の君へ
そういえば私が遠藤先生を好きになったきっかけって…
高1の春、入学式の日のことだった。
私は気分が悪かった私は学園内の中庭に出ていて、外の空気を吸っていた。
結構体調も良くなかったのでそのまま中庭に倒れてちゃって、遠藤先生がそれを見つけてくれて
「大丈夫か?!」
私を保健室に連れてってくれた
「あれ…?ここ…」
「起きたか?倒れてたから保健室に連れてったけど大丈夫か?」
遠藤先生はすごく心配な目でみてきた。
「大丈夫です!保健室に運んでくれてありがとうございます。」
「いや、元気そうで良かったっ」
そう言って遠藤先生は優しい笑顔で笑ってくれた。
彼の優しさと笑顔に私は惚れて好きになった。
これがきっかけなの。
それから遠藤先生とは挨拶程度の関係でそれ以外あまり話さなかった。
見てるだけで幸せで挨拶がもらえるだけで幸せだったから…
でも、そろそろ普通の恋をしようと頑張ってるだ。