夢でもいいから【超短編】 〜YOU &YOU クリスマス番外編〜

告白


どれくらいの時間、こうしていただろうか。



勇太がゆっくりと私から離れる。

「…私、仕事中だったんだけど」

沈黙が嫌で私がボソッと勇太に言う。

「…うん」

勇太が私の目を見つめて答える。

「…いきなり過ぎてよく分かんないんだけど」

「…うん」

また勇太はこう返す。
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