君に、会いたい
Wedding of a close friend
兄に電話をした。
「もしもしー?今、大丈夫ー?」
「おぉ、大丈夫だよ。どうした?」
兄は優しい。いつでも私を気にかけてくれる。女の子だし、歳も離れてるからだろうけど。
「広瀬 稜さん、来てるよ!お店に。仕事の帰り、寄ってね!」
「そうなんだ、分かったよ。あと1時間くらいで戻るから、伝えといて」
「了解!お仕事頑張ってね、帰りも気をつけて」
「おぉ、ありがとな」
電話を切った後、母がリビングに入って来た。
「桜〜ご飯だよ〜」
「あ!ごめん!ありがとう。お兄ちゃん電話したよ、あと1時間くらいって」
分かった!と言って、母はリビングを出て行った。
楽しそうに話してる声が聞こえた。
ご飯を済ませ、お風呂に入ってリビングでテレビを観ていた。
1時間過ぎた頃、兄の声がして、帰ってきたことに気付いた。
思ったより早くて良かった、と心の中で思った。
みんなのやりとりがなんとなく聞こえてくるけれど、別に会話に入ろうとは思わず。
ぼーっと、テレビを眺めていた。
「もしもしー?今、大丈夫ー?」
「おぉ、大丈夫だよ。どうした?」
兄は優しい。いつでも私を気にかけてくれる。女の子だし、歳も離れてるからだろうけど。
「広瀬 稜さん、来てるよ!お店に。仕事の帰り、寄ってね!」
「そうなんだ、分かったよ。あと1時間くらいで戻るから、伝えといて」
「了解!お仕事頑張ってね、帰りも気をつけて」
「おぉ、ありがとな」
電話を切った後、母がリビングに入って来た。
「桜〜ご飯だよ〜」
「あ!ごめん!ありがとう。お兄ちゃん電話したよ、あと1時間くらいって」
分かった!と言って、母はリビングを出て行った。
楽しそうに話してる声が聞こえた。
ご飯を済ませ、お風呂に入ってリビングでテレビを観ていた。
1時間過ぎた頃、兄の声がして、帰ってきたことに気付いた。
思ったより早くて良かった、と心の中で思った。
みんなのやりとりがなんとなく聞こえてくるけれど、別に会話に入ろうとは思わず。
ぼーっと、テレビを眺めていた。