お兄ちゃんと妹。
「伊月。話がある。」
‼
お兄ちゃん・・・。わかってるよ。唯の事でしょ。
もう嫌だよ。疲れたよ。空回りして、堕ちたのは私だった。
誰が、どうして、こんな世界に私を棄てたの?
「伊月。早く。」
早く?唯の事なんて聞きたくもない。
「伊月!!逃げるな!!」
逃げるよ!!だって、だって・・・
「どうあろうと、俺は伊月のお兄ちゃんだから。ちゃんと色々話し合おう!」
「お兄ちゃん、それ、本当?」
お兄ちゃん、嘘つかないで。
「だから、早く部屋からでて、話そう。」
----------------------------------------------------------------------
「話すことなんてないよ。お兄ちゃん。」
「ある。あの写真、どこで手に入れた?」
「・・・大学、家への帰り道、すべての監視カメラをハッキングした。」
「伊月、嘘つかないで。そんなことが、普通の、しかも、女の子ができる訳がない。」
できるよ。できてるよ。
「ちゃんと、本当の事を言って。」
言ったよ。嘘もついてない。
「伊月、黙ってないでー」
「私は!!」
お兄ちゃんが驚いた。そんな事どうでも良い。
「化け物だから。」
「・・・伊月・・・。」
ごめんねお兄ちゃん。私の事、普通の女の子だって言ってくれたけど、やっぱり、私はー
「化け物じゃない。」
違うよ。
あれ、頭が痛い。
「イタッ!?」
「い、伊月、大丈夫か!?」
あた、まが割れー
お兄ちゃん・・・。
‼
お兄ちゃん・・・。わかってるよ。唯の事でしょ。
もう嫌だよ。疲れたよ。空回りして、堕ちたのは私だった。
誰が、どうして、こんな世界に私を棄てたの?
「伊月。早く。」
早く?唯の事なんて聞きたくもない。
「伊月!!逃げるな!!」
逃げるよ!!だって、だって・・・
「どうあろうと、俺は伊月のお兄ちゃんだから。ちゃんと色々話し合おう!」
「お兄ちゃん、それ、本当?」
お兄ちゃん、嘘つかないで。
「だから、早く部屋からでて、話そう。」
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「話すことなんてないよ。お兄ちゃん。」
「ある。あの写真、どこで手に入れた?」
「・・・大学、家への帰り道、すべての監視カメラをハッキングした。」
「伊月、嘘つかないで。そんなことが、普通の、しかも、女の子ができる訳がない。」
できるよ。できてるよ。
「ちゃんと、本当の事を言って。」
言ったよ。嘘もついてない。
「伊月、黙ってないでー」
「私は!!」
お兄ちゃんが驚いた。そんな事どうでも良い。
「化け物だから。」
「・・・伊月・・・。」
ごめんねお兄ちゃん。私の事、普通の女の子だって言ってくれたけど、やっぱり、私はー
「化け物じゃない。」
違うよ。
あれ、頭が痛い。
「イタッ!?」
「い、伊月、大丈夫か!?」
あた、まが割れー
お兄ちゃん・・・。