蘭蝶
しばらくして落ち着きを取り戻した私は


「ごめん。隼人。

伶には全部終わってから…全て話す」


隼人「そうか。」


優人「終わったか?」


ドアの外から優人が声をかけた


「…うん」


隼人「でも、無理だけはすんなよ。

それに、藍堂の組員も何人か連れてけ」


優人「どんなに美玲が強くてもお前は女なんだよ。

その事しっかり覚えておけよ?」


「…うん」


出来れば組員も連れてきたくなかったけど…しょうがない。


連れてかないって言えばきっと二人は監禁してでも生かせないだろうから…。


優人「さてと。夕飯でも皆で作るか?」


「うん」


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