蘭蝶
伶「…あの時どうして美玲が俺を行かせたくなかったのか後になってわかった…」


「うん」


静かに話し始めた伶の話を聞く


伶「だけど…俺…っ。美玲を守りたくて一生懸命色んな特訓やってたんだ…。だけどあの一言で全部否定されたような気がしてあんな酷いこと言っちゃったんだ…」


“足手まといだ…”


「…知ってた。」


伶「え…?」


「ちゃんと知ってたよ、私…。伶が私を守ろうと強くなろうとしてた事。」


目を見開いて驚いている伶


まさか私が知ってるとは思わなかったんだろう


「…だから…ホントは一緒に闘いたかった。だって伶がいれば百人力でしょ…?」


ちょっと冗談ぽく言ってみた

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